用語解説

第1回:不動産業界にはどんな業者がいるのか

 

記事のポイント

  • 建物が建てられ流通する流れから、不動産業界の全体像が見える
  • ゼネコン等の建設業界は、不動産業界の隣接業界といえる

不動産業界の成り立ち

マンション·住宅等が建てられ、流通している流れを見ながら、不動産業界の全体像を見てみましょう。

不動流通業者

一般的に「宅建業者」などと呼ばれ、販売・購入・賃貸など不動産の「取引」を行います。当ブログは、宅建業者の業務内容についても詳細に記載しています。

不動産開発業者

マンション・住宅建設を企画開発します。主にマンションデベロッパーやハウスビルダーと呼ばれる業者が企画開発します。

マンションデベロッパー

土地を仕入れてマンションを分譲するマンション事業者。開発許可が必要な行為等を行うことから開発業者と言われたりもする。住友不動産、三菱地所レジデンス 等

ハウスビルダー

土地を仕入れて住宅を新築分譲する建売業者。開発許可が必要な行為等を行うことから開発業者と言われたりもする。積水ハウス、大和ハウス工業 等

不動産管理業者

建物管理や賃貸管理などを行う不動産管理業界も、広義では不動産業界に含まれます。

建設業者(実際に建物を建てる)

実際に建物を建てるゼネコン等の建設業界は、不動産業界の隣接業界と言えます。ゼネコン等が企画・開発をすることもありますので、広義では不動産業界に含めることもあります。

ゼネコン

各種の建築工事を発注者から一式で受注する総合建設業者。鹿島建設、竹中工務店 等

 

リフォーム業者

建物の経年劣化による商品価値の低下をリフォーム等で回復させ、再び不動産流通業界で販売したりします。

不動産業界の全体像について

不動産業界の仕組みの図解


まとめ

  1. 広義の不動産業界を見ると市場の流れがわかる
  2. 一般的に「不動産会社」と呼ばれているのは狭義の不動産業界
  3. 広義の不動産業界には隣接業界の建設やリフォームも含む
  4.  

>>第2回:街の不動産会社は宅地建物取引業者

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