<<第66回:住宅ローン控除はローン残高に応じて所得から控除される【住宅ローン控除額・控除条件】
記事のポイント
- 賃貸申込みから借りるまでには1週間程度かかる
- 入居審査の判断基準は、収入や年齢、人間性など
賃貸不動産物件の入居までは1週間程度かかる
賃貸物件は借りようと思ってすぐに借りられるとは限りません。入居審査などもあるため、入居まで約1週間程度はかかることが多いです。
不動産賃貸の流れ
STEP1
:<申込書提出>
入居希望日等記入して申込書を記入。身分証明書をコピーして提出
STEP2
:<入居前審査>
保証会社利用の場合は、審査申込書記入。保証会社より本人確認の電話がある
連帯保証人をつける場合、連帯保証人にも本人確認の電話がある
STEP3
:<重要事項説明>
賃貸管理会社が通常作成する場合が多い。設備の状況等の説明
STEP4
:契約
通常は重要事項説明と同日に行う。取引条件や退去時の精算等の説明。東京都の場合、賃貸住宅紛争予防防止条例に基づく説明書が必要。(退去時の原状回復に関する説明)
STEP5
:申込金振込
契約前に振込、もしくは契約当日に現金を持参するケースが多い。管理会社によって申込金の支払い条件等異なる
STEP6
:鍵の引渡し
入居日に管理会社に鍵を取りに行って引渡しとなる。契約書記載の契約開始期間(入居日)が鍵の引き渡し日となるので、契約締結日に鍵がもらえるというわけではない。引っ越しの日程には要注意。
入居審査を行う理由
申込書を提出すると、まずは入居前審査が行われます。この審査に通らなければ契約自体ができません。審査を行う理由は、借主側が借家権によって守られているからです。もし、借主が賃料を滞納するなどトラブルを起こしたりしても、一度部屋を貸してしまうと貸主側は簡単に相手を追い出すことができません。
まずは入居にふさわしい人物かどうか、収入や年齢、人間性などを通して判断します。また、家賃滞納のリスクを減らすために、連帯保証人をつけるか、保証会社を利用してもらいます。保証会社の審査もあり、連帯保証人をつけることで審査が承認されることもあります。
連帯保証人
貸主(債権者)に対して借主(債務者)と連帯して債務を負う人のこと。賃料を支払わなかった場合に貸主は連帯保証人に支払いを請求することができます
保証会社
連帯保証人の代わりに借主と連帯して債務を負う会社。主の属性によっては保証会社が借主に連帯保証人を求めることもあります
審査時の必要書類
- 身分証明書 保険証
- 印鑑証明書
- 住民票
- 収入を証明する物(源泉徵収、確定申告等)
- 緊急連絡先の方の氏名・連絡先等
- 保証人を付ける場合は、氏名、連絡先
- 預貯金等を証明できるもの(通帳の写し等)
審査のポイント
- 賃料に対しての収入が十分にあるか(収入に対して30%以内の賃料が目安)
- 安定した職業がどうか
- 国籍
- 年齢
- 人間的に問題ない方かどうか
- 個人信用調査で滞納歴がないかどうか
まとめ
- 申込書には入居希望日を記入する
- 借主側は借家権で守られているため、簡単に追い出せない
- 家賃滞納のリスクを減らすために保証会社を利用することもある